白髪の髭脱毛は何が違う?

脱毛は女性のものだというイメージがありますが、男性でも毎朝髭を剃るのが面倒くさい、という理由で髭脱毛を選択する人が増えています。

ただ髭が白くなってからの脱毛は、髭が黒いときの脱毛とやり方が異なってくるのです。ここでは、白髪の脱毛と通常の脱毛がどう違うのか、白髪脱毛が可能な脱毛方法について解説しています。

脱毛のメカニズム

エステサロンで受けられるフラッシュ脱毛、そして医療機関で受けられる医療レーザー脱毛。両者の違いは脱毛機器のパワーの違いであって、脱毛のメカニズムそのものは同じです。ではなぜ光を当てるだけでムダ毛を除去できるのでしょうか。

その理由はもちろん、照射する光にあります。脱毛機器から照射される光には、皮膚の奥にある毛根にダメージを与えることができます。毛根には発毛因子があるので、ここがダメージを受けることで毛が生えてこなくなるのです。

光は、毛根に存在するメラニン色素を頼りにダメージを与えます。メラニン色素は黒色を作り出す色素で、光に反応することで熱を蓄積し、発毛の元となる毛母細胞を攻撃することができるのです。つまり、フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛は、毛根にメラニン色素がある毛、つまり黒い毛に対してのみ行うことができる脱毛方法なのです。

白髪はメラニン色素を失っている状態なので、フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛で取り除くことはできません。たまに「染めればできるのでは」と考える人がいるのですが、毛根にメラニン色素が存在していないといけないので、表面だけ黒くしても意味がありません。

白髪になる前に脱毛するのが理想

髭脱毛で一番いいのは、白髪になる前に脱毛を完了することです。これならフラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛で除去することができますし、若いうちに髭を脱毛してしまえばそのメリットを長い期間享受することができます。

ただ髭脱毛を検討し始めるタイミングは人それぞれ。若いときは気にしていなかったが、年を取ってからやりたくなったという人もいるでしょう。髭が白くなってしまうと、フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛を使うことはできませんが、他の選択肢を取ることで髭を除去することは可能なので諦める必要はありません。

白髪の髭を脱毛する方法は?

白くなってしまった髭を脱毛する方法には、ニードル脱毛と美容電気脱毛があります。どちらも光を用いた脱毛が誕生する前から行われている施術方法です。この2つ、考え方は同じで、髭が生えている毛穴に管や針を挿入して毛根にダメージを与えます。

直接、物理的に毛根にアプローチするので、メラニン色素の有る無しに影響されることはありません。一見すると光を用いた脱毛より万能のように見えますが、デメリットもあるのでよく考えて施術を受けることが大切です。

ニードル脱毛とは

ニードル脱毛は、アメリカで100年以上、日本では40年以上の歴史を持つ脱毛方法です。毛穴に極細の針を差し込んで毛根にアプローチし、そこに電流や高周波を流すことで毛母細胞を完全に破壊してしまいます。

フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛のように、ヘアサイクルに合わせて何度も施術を行う必要はなく、一度で永久脱毛ができてしまいます。ただこのニードル脱毛、現在ではあまり広く行われていません。その理由は簡単で、かなりの痛みが出るから。

そのため麻酔が必須となります。

美容電気脱毛とは

美容電気脱毛では、滅菌したニードルやプロープを毛穴に挿入し、微弱の電気を流すことで毛根にダメージを与えます。これによって発毛の機能を低下させ、髭を生えてこないようにするのです。美容電気脱毛も、ニードル脱毛よりはましとは言うものの、かなりの痛みを伴います。

事前カウンセリングなどをしっかりと受けて、疑問点を解消した上で施術を受けるようにしましょう。

最新医療脱毛なら、白髪にも効果あり

フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛は白髪に効果がない、というのが通説ですが、実は効果のある脱毛器も存在します。それが「蓄熱式脱毛(SHR脱毛)」と呼ばれる種類です。この方式の脱毛器は、毛の元になる毛母細胞を破壊するのではなく、毛を伸ばそうと命令を出す「バルジ領域」と呼ばれる部分に熱を集めて破壊することでムダ毛を除去します。

白髪はもちろん、金髪や産毛など通常の光脱毛では対応が難しかった毛にも効果があると言われています。ただすべてのクリニックやサロンに置いてある訳ではないので、ホームページなどを活用して自分で探す必要があります。

レーザー脱毛と組み合わせて

白くなってしまった髭を脱毛したい場合、どうすれば一番効果的なのでしょうか。ニードル脱毛や美容電気脱毛であれば白髪にも対応できますが、痛みが強い上に費用が高くなってしまうと言うデメリットがあります。そこでおすすめなのが、光脱毛と組み合わせるという方法です。

まずフラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛を受けます。確かに白い髭には効果がありませんが、混じっている黒い髭は取り除くことができます。黒い髭を取り除いてから施術を受けることで、美容電気脱毛やニードル脱毛で脱毛する髭はかなり少なくなり、効率的に髭脱毛を行うことができるのです。

脱毛そのものを検討してみる

ほとんどの髭が白くなってしまっている、という場合は、一度髭脱毛が本当に必要かどうか検討してみましょう。黒い髭に比べて、白い髭はさほど目立ちません。そもそも日本人の髭が目立ってしまうのは、髭が黒いせいで皮膚の下にある髭まで見えて青く見えてしまうからです。

つまり髭が白くなると青髯にはなりません。一度白くなってしまった髭が再度黒くなることはないので、髭はどんどん目立たなくなっていくことでしょう。「朝髭を剃っても夕方には目立ってきて不潔に見える」という理由で脱毛を考えているなら、一度立ち止まって考えてみましょう。

もちろん「毎朝の髭剃りをなくしたい」というのが脱毛の動機なら、諦めることはありません。白い髭は中が空洞になっているので、シェーバーにうまく引っかからず残ってしまうという悩みを持つ人も多くいます。そうした人にとっては、髭脱毛は大きなメリットとなるでしょう。

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白髪の髭脱毛は、よく考えて行おう

髭脱毛で広く用いられているフラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛は、白髪には効果がありません。一番いいのは髭が白くなる前に脱毛してしまうことです。白い髭を脱毛する場合は、針や管を用いた施術を行う必要があります。

これらの施術方法は効果が高いものの、痛みが強く費用もかかるため、よく検討した上で施術を受けることが大切です。

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